レンタルスペース開業準備

【初心者向け】稼げるレンタルスペースのコンセプト設定方法を4つ紹介【NG例あり】

・レンタルスペースのコンセプトってどう決めるの?
・スペースの個性を出すためにやるべきことは?
・コンセプト設定で失敗する人の特徴は?

こういったレンスぺ運営の疑問に答えます。

いざレンタルスペース運営を始めようと思っても「どんなコンセプトのスペースを作れば集客できるんだろう?」と悩む人は多いでしょう。

結論、コンセプトを決めずに自分の好みばかりを反映させたスペースで黒字経営は難しいです。

そこで本記事では、前半で「スペースのコンセプトを決めるためにやること4つ」を解説し、後半で「コンセプト設定で失敗する人の特徴2選」を紹介します。

実践することで、コンセプト設定で失敗することなく、稼げるスペース作りに役立つでしょう。

私もこの方法で自社スペースのコンセプトを決めて、同エリアのライバル達には無いオリジナリティを出すことができました。

まだ自分のスペースのイメージが固まっていない人には特に役立つ記事です。ぜひご覧ください。

レンタルスペースのコンセプトを決めるためにやること4選

レンタルスペースのコンセプトを決めるためにまずやることは以下の4つです。

①競合スペースの「料金」を調査する
②競合スペースの「広さ」を調査する
③競合スペースの「内装」を調査する
④競合スペースの「設備・備品」を調査する

くわしく見ていきましょう。

①競合スペースの「料金」を調査する

まずは出店予定エリアにある競合スペースの利用料金をチェックしましょう。

競合スペースの料金を見ていくと、そのエリアの相場価格が分かってきます。

例え内装や設備が充実したスペースでも、そのエリアの相場とかけ離れた料金設定をしていては集客は難しいですから。

ちなみに料金相場の調べ方は以下の通り。

①スペースマーケットなどレンスぺ専用サイトを開く
②エリア・利用目的を選択して検索
③ヒットしたスペースの紹介ページで確認する

まずは上記の方法でエリアの相場を調べてから、自分のスペースではどんな料金設定にするのか考えましょう。

・地域最安値でいくのか
・競合と同等でいくのか
・付加価値を付けて高めでいくのか

料金設定はスペースのコンセプトを決める重要な要素なので、競合チェックは必ず行いましょう。

②競合スペースの「広さ」を調査する

出店予定エリアの料金相場が分かったら、次は「広さ」をチェックしましょう。

競合スペースの広さを見ていると、「〇㎡だったらこんなスペースが作れるのか」という発見があります

例えばレンタルダンススタジオの場合、こんな発見があるでしょう。

・15㎡だと個人練習かパーソナルレッスンがメインだな
・30㎡だと小規模なダンス教室も可能だな
・40㎡だとキッズダンス教室もできるんだな

など、広さによって出来ることは大きく異なります。

競合スペースのサイトを見ると、スペースの広さもどんなお客さんを集客しているのかも分かります。

ライバル達がどんな広さでどんなコンセプトで運営しているのかを参考にして、自分のスペースのコンセプト作りに役立てましょう。

ちなみに競合スペースの広さを調べるには以下の方法で。

①スペースマーケットなどレンスぺ専用サイトを開く
②エリアと利用目的を入力
③ヒットしたスペースをクリック
④紹介ページ内に記載されているので確認する

③競合スペースの「内装」を調査する

競合スペースの内装デザインもしっかりチェックしておきましょう。

レンタススペースは大げさでもなんでもなく、内装を間違えれば売り上げは大きく下がるからです。

特にパーティースペースの場合は内装の良し悪しで大きな影響を受けるので、競合スペースは絶対に見ておきましょう。

内装を調べるには以下の手順でどうぞ。

①スペースマーケットなどレンスぺ専用サイトを開く
②エリアと利用目的を選択
④検索に引っかかったスペースをクリック
⑤紹介ページTOPでスペース画像を見る

とくに多くの利用客に受け入れられている人気スペースの内装は参考になるので要チェックです。

基本的にはシンプルで清潔感のあるデザインであれば敬遠されることはないでしょう。

モチ

内装は自分の色を出し過ぎて失敗することも多い箇所なので、競合スペースからしっかりと情報をもらいましょう。

④競合スペースの「設備・備品」を調査する

どんな設備や備品が置かれているのかチェックすることもコンセプト設定に役立ちます。

なぜなら置かれている設備や備品の種類によって、どんな利用者をターゲットにするかが変わるから。

例えばダンススタジオの場合、大体のスペースにこんな備品が置かれています。

・大型鏡
・Bluetoothスピーカー
・CDラジカセ
・ヨガマット
・ホワイトボード

普通のダンススタジオを作るなら、これら最低限の備品でもいいと思います。

しかし人気店を見てみると、先ほどの備品に加えて以下のようなものも置かれていたりします。

・施術台【エステ関係も集客できるように】
・大型TV【YouTubeを見ながら練習できるように】
・WEBカメラ【オンラインレッスンを快適に】

このように、コンセプトがハッキリしていると、設置する設備や備品にもオリジナリティが出ます。

競合スペースがどんなコンセプトでどんな設備や備品を置いているか調べることで、自分のスペースのコンセプトも決まってくるでしょう。

レンタルスペースのコンセプト設定で失敗する人の特徴2つ

ここからはスペースのコンセプト設定でやってはいけないことを2つ紹介します。

①オリジナリティを追求し過ぎる
②ターゲットが定まっていない

それぞれ見ていきましょう。

オリジナリティを追求し過ぎるのはNG

コンセプト設定を失敗する人の特徴ひとつめが【オリジナリティを追求し過ぎる】です。

レンタルスペース業は自分で空間を作り出せます。

言い換えれば、自分好みにスペースを飾り付けることができるわけです。

でもそうしてしまうと失敗する可能性は高くなります。

理由は、自分の好みと利用客の好みが合致することは稀だから。

もちろんピッタリとハマれば話は別ですが、ほとんどの場合は利用客を置いてけぼりにしがちです。

そうならないために覚えておいてほしいのは、「成功したいなら人気スペースをマネる」ということ。

言ってしまえば、予約がよく入っているスペースこそが「正解」なわけです。

モチ

稼ぎたいならマネから入りましょう。

ターゲットが定まっていないのはNG

ターゲットが定まっていないと人気スペースは生み出せません。

運営側がどんな人に利用してほしいか定まっていないということは、スペースのコンセプトも定まっていないということです。

例えば「広さ100㎡で最先端設備や備品がある快適な空間です!誰でもwelcome!」みたいなスペースがあっても集客は難しいでしょう。

ちょっと極端なので、パーティースペースを例にしましょう。

一言にパーティースペースといっても、集客したいターゲットやニーズによってコンセプトは違います。

・ママ友をターゲットにするのか
・大学生をターゲットにするのか
・歓送迎会のニーズを狙うのか
・女子会のニーズを狙うのか
・大規模パーティーを狙うのか
・料理教室のニーズを狙うのか

どうでしょう、これらのターゲットやニーズを1つのスペースで満たすのは難しそうですよね?

パーティースペースを運営するなら、さらに掘り下げてどんなお客さんが来るパーティースペースにしたいかを明確にしましょう。

ターゲットが定まるとスペースのコンセプトも固まりますよ。

レンタルスペースのコンセプトを決めるには競合調査が必須!

それではまとめです。

【本記事の要約】

レンタルスペースのコンセプトを決めるためにやること4

①競合スペースの「料金」を調査する
②競合スペースの「広さ」を調査する
③競合スペースの「内装」を調査する
④競合スペースの「設備・備品」を調査する

レンタルスペースのコンセプト設定で失敗する人の特徴2選

①オリジナリティを追求し過ぎる
②ターゲットが定まっていない

今回の記事では、「稼げるスペースのコンセプトを決めるには競合調査が必須!」という内容でお伝えしました。

はっきり言いまして、たくさん予約が入っているスペースこそが稼げるスペースであり「正解」です。

そんな人気スペースを調べ尽くすことで、自分のスペースのコンセプトも明確になっていくでしょう。

本記事で紹介した「コンセプトを決めるためにやること4つ」が参考になれば幸いです。

それでは今回は以上です。

「これからレンタルスぺースを副業で始めたい!」という人は、こちらの「【レンタルスペース開業】最初にやっておくこと11選」が参考になります。

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